とにかく伝えるのが下手だった

とにかく伝えるのが下手だった

 

こんにちは、りょうたです。

 

あなたは普段の生活やビジネスシーンで

「自分の気持ち・考えをうまく伝えられている」

と自信をもって言えますか?

 

 

僕は以前、

ものすごーく自分の気持ちを伝えるのが苦手でした。

 

 

人は自分の考えや気持ちを

言葉に介して相手に伝えます。

 

 

日常で言葉をもってコミュニケーション

をとる事が当たり前ですが、 

それが全くといっていいほど

できませんでした。

 

 

昔から考えることは好きだったので、

たくさん自分の考えや気持ち、意見

というのは持っていたのですが、

 

それを相手に伝えられないがゆえに、

誤解もされますし、

何より他人と意思を通わせようとすることが

面倒に感じていました。 

 

現代は、グローバル社会ということもあり、

積極的に自分の気持ちや意見を伝えること

が重要となっています。

 

  

もちろん日本人の文化でもある、

”奥ゆかしさ”や”察する能力”

(空気を読むこと)

なども

まだまだ必要です。

 

 

ただ、自分の考えなどが伝わらないと

損するのは自分自身です。

 

ビジネスシーンにおいては、

自分の収益にも大きく関わります。

  

 

「言葉にして伝えられなければ、考えていないのも同然」

 

これが現実です。

 

そしてこれは社会に出ると

より顕著になっていきます。

 

ぜひ、自分の気持ちを伝えるのが苦手だという方

最後まで読んでいただき

今回の記事がそれを改善する第一歩となれば幸いです。

 

 

 

目次 

  • 1 確かに語彙力も必要だけど。
  • 2 講演家・セミナー講師の話を聞きまくる
  • 3 読書が強い
  • 4 独り言を言って実際にシュミレーションしよう
  • 5 最後に

 

 

〇確かに語彙力も必要だけど。

 

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「伝えるのが苦手な人は語彙力がないんだ」

とよく言われますが、

僕自身の経験からすると、

それが大きな原因ではないと思います。

 

 

ここでいう語彙力の定義の仕方にもよりますが、

やはり伝えるのが苦手な人は、

そもそも

「自分が何を考えているのか整理がついていない」

のだと思います。

 

もちろん

それが自分の知らない世界や分野で、

その分野に適した語彙を身に着ければ解決する

という場合もありますが、、、

 

 

 

ここでいう語彙は、

例えば専門用語を覚えた途端物事が整理されて、

問題解決するといった感じで。

 

 

ある程度、全体像はつかめている、

ざっくりだけどこんな感じだろう

というのは掴んでいると思うんですね。

 

 

ただ、そのざっくり加減が曖昧過ぎて、

自分がどこから伝えたらいいのか

分からないだけ。

 

きっと言葉はもう揃っているから

あとはそれを適切に並べ替えて

順序良く伝えればいいだけだと。

 

 

でもこれもなかなか難しいですよね。

 

 

なので、

今回は、

僕が経験の中でつかんだ

頭の整理術あるいは順序良く言葉を組み立てる術を

お話できたらと思います。

 

 

 

もちろん、

すべてがそれを原因としているわけではないと思いますが、

今回はそれをメインにしていきます。

 

 

〇講演家・セミナー講師の話を聞きまくる

 

手っ取り早い方法は、

「話すのが上手い人の話を聞きまくる」

ことです。

 

 

やっぱり”伝え方”に関する本は

巷にたくさんありますし、

僕もたくさん読みました。

 

 

でも、やはり一番いいのは

実際に聞いてみること。

 

そして聞きながら

どんな特徴があるのか探ってみることだと思います。

 

 

話がうまい人や頭の回転が速い人、

頭の中を整理できている人は、

結構共通している部分があります。

 

 

 

その共通点を見つけられれば

きっとゴールは近いんじゃないかな。

 

 

ここで正解を言うのもいいですが、

実際に探していただいた方が見つけたときの

スッキリ感と、

自分のものにできる感覚というものが

違うと思います。

 

 

セミナー講師や講演家の方を例に挙げたのは

単にYouTubeなどで簡単に見れるという理由だからです。

 

もしあなたの周りで伝えるのが上手な人

がいるのであればその人の話をたくさん聞いてください。

 

 

また、

番外編ではないですが、

これまた伝えるのが上手な方たちがいます。

 

 

喋りのプロといってもいいかもしれませんが、

それが落語家の方たちです。

 

 

僕も伝える技術を磨くために

落語を聞き始めましたが、

言葉がスッと頭の中に入ってきます。

 

  

落語家の方たちからも

学べることは多いので、

ぜひ聞いてみてください。

 

〇読書が強い

 

なんといってもやはり

読書は最強です。

 

 

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読書をすれば、

伝える技術は格段に上がります。

 

なぜか?

語彙力の強化

文章(言葉)の組み立て方

が身につくからです。

 

本にはたくさんの言葉が並べられています。

 

 

そして、それらは耳で取り入れる言葉よりも

しっかりと消化できるような気がします。

 

  

また、語彙力というよりも、

文章のテンプレートのようなものも身に着けられます。

 

 

これがあるとけっこう便利です。

 

 

気づかないだけで、

誰しも口癖というものがあると思います。

 

 

その口癖を本の中から盗み出して

自分のものにして、

口癖という名の

テンプレートに変えちゃってください。

 

 

本で出版されているということは、

少なくとも何人かの編集者がいますし、

仮に一人で書かれたものでも何度も見直されています。

 

 

なので、本の中に眠っている言葉は

本当に洗練されているものだといえます。

 

 それを自分のものにしていくんです。 

 

今まで読書してこなかった人がすると、

持っていたレベル10の武器がレベル50にも100にもなります。

 

 そういった感じで語彙力がついていきます。

 

 

そして、今回の記事のテーマである、

頭の中を整理して伝えるということですが、

これも先ほどと同じようなことで、

本を作る際はいろんなプロの方の目が入ります。

 

 

たくさん修正もすると思います。

それはなぜか?

 

「読者に自分の気持ち・考えを的確に伝えるため」です。

 

 なので

本自体が伝える技術を身に着ける

お手本みたいなものなんです。

 

 

言葉の組み立て方が正確に書かれていて、

耳で聞くより言葉の組み立て方を

視覚的にとらえることができますから、

断然分かりやすいです。

  

 

読書から

伝える技術を身に着けるには

少し時間がかかるかもしれません。

 

 

ただ、一度コツをつかんだら

あとはどんどん加速して上手くなっていきます。

 

 

どんな本を読んだらいいかと

質問をいただいたので内容を付け足しましたが、

基本的には何でもいいです。

 

 

基本的に一定レベルは

整理されている文法をを読み解くだけでもいいのかなと。

 

 

ただ、その一歩先を行きたいという方は、

正しく文章を組み立てるために

必要な文法の知識を学ぶという意味で、

「添削」について書かれた本を読んでみてください。

この本にはだいぶ助けられました。

  

 

古本屋で500円ぐらいで購入できるので、

ぜひ手に取って読んでみてください。

 

 

さらに追い打ちをかけて

伝え方の技術を身に着けたい方に

最後にこんな方法をお伝えします。

 

 

〇独り言を言って実際にシュミレーションしよう

 

 

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独り言を言うのは、

すごく寂しいかもしれません。

 

 

また、周りに人がいるときは

心配されるので気を付けてほしいのですが、

僕はこれを実践して、

一か月ちょいでかなり上達したと思います。

 

そして、やっぱり思うのが

「伝えるのが苦手でも、とりあえず言葉にしてみる」

ということ。

 

かなりゴリ押し感があって、

カッコ悪いですし、

バカっぽく聞こえますが、

これがいいと思います。

 

 

 

というのも、

頭の中で考えるよりも

実際に言葉に出して発表や

伝えるシュミレーションをすると、

自分の言葉を客観的に捉えることができるからです。

 

 

最初は本当に絶望します笑

俺ってこんなに話すの下手くそなんだって。

 

でも、それでいいんです。

 

そこから何が根本的にダメだったのか

すぐ理解出来ました。

 

 

自分の今日学んだことや

記憶に留めておきたいことを

口に出して誰かに説明するように

話してみてください。

 

 

不思議と続けていくと、

そのうち勝手に言葉がどんどんでてきて、

さらに頭の整理もついていきます。

 

 

 

ここに関して、僕は経験が大事なのかなと。

 

また、この観点からいうと、

外に言葉を出す、

いわばアウトプットが

とても有効だということが分かると思います。

 

 

独り言はさすがにできないなー。

という方は、文字に起こしてみてください。

本を読んだりしたら要約してみましょう。

 

 

僕がビジネスを教えていただいている人の知り合いで

東大出身の教授に

論理的かつ

絶え間なく言葉を繰り出して

話すようにするにはどうすればいいか

と聞いたところ

 

古典文献学を読んだり

純粋に古典文学を読んで、

さらに要約をしてみるとよい

という事でした。

 

 

 

要約は、

その内容を短い文で

適切に相手に伝えることを要求

されるので、

やはり文の組み立て方はかなり重要になります。

 

 

また、どの部分を入れて、

どの部分を除くかといった整理も、

僕たちが普段話すときにも

しているような頭の整理の作業に似ています。

 

 

そういった意味で、

本を読んで要約をしてみると学べることが多いです。

 

 

伝える技術も、

本の内容も

びっちり付くので一石二鳥ですね。

 

先ほど紹介した本の「添削」もいいと思います。

 

ぜひ、実践してみてください。

 

〇最後に

 

 

今回は

伝え方についてお話しました。 

 

元々、

話すのが下手くそだった僕が

最近ではある程度ましになってきて、

人前で話しても恥ずかしくないくらいにはなりました。

 

それからは、もっともっと人に話したいし伝えたいと

思うようになってきたんです。

人とコミュニケーションをとる事を

面倒だと感じていた人でもそうなります笑

弱点は武器になるんです。

 

今、あなたに弱点があるなら、

それを克服できるように

少しだけ踏ん張ってみてください。

 

 

 

ある程度、できるようになると

今度はもっとできるように

頑張ってみようと思うようになり、

そのうち自分の武器に変わります。

 

 

人によってはそれがお金に、

仕事に変わります。

 

 

弱点は武器になります。

 

一緒に楽しみながら乗り超えましょう!!

 

 

では!